さよーならまたいつか!感想

米津玄師って、やっぱり天才なんだ😸😸😸

 

 

私は米津玄師の顔が大好きなんですが(そりゃあ、そうでしょうね)それに負けず劣らず、音楽性と声も好きなわけです

 

 

さよーならまたいつか!(以下さよいつ)はNHKの朝ドラ「虎に翼」の主題歌です

 

私は、虎に翼を、ミリしら(ミリしかしらない)です😸

 

ぜひさよーならまたいつか!を聴きながら読んでくれるとうれしいです😸💞

 

 

感想

ただいま絶賛さよいつ拝聴中なんですけど、全体の感想としては「朝津玄師〜😸」です

朝に聴くのにぴったりな、爽やかで軽やかな印象があります、歌詞も、朝に聴くのにぴったりです、米津玄師の曲って、がんばれ!とかこう、背中を押すようなものは思い当たる限りほとんどなくて、じっと耐え抜くような、そんな物を綺麗な表現とメロディに乗せて歌ったものが多いと思うんですけど、今回それが全面的に押し出されてて、今日も生きるかあってなります

 

あとさ、米津玄師、難しい言葉使いすぎ😾

こちら低学歴😾文明の利器Googleがないと、意味分かりません😾意味がわからないところ、調べましたわざわざ😾

 

私は米津玄師に儚い、すぐ消えてしまいそう、消えないで、とすぐ言うんですけど(キッショ)、この曲ってすごく力強くて、もう米津玄師にとったら100年先なんてすぐなんじゃないかなみたいな、そんな気持ちになりました、米津玄師、長生きして〜〜〜〜

 

 

 

歌詞ごとに考察?してみた

考察厨で〜す😸😸😸

歌詞太字、考察?感想?はこの普通の字で書きます😸😸😸

 

 

どこから春が巡り来るのか知らず知らず大人になった

春って普通、冬を耐え忍んで、雪が溶ける、言わば報われる季節ですよね、その忍耐が讃えられることなく、大人になった、という事なのでは?と思います

虎に翼は、女性初の弁護士の物語なんです、当時女性はお嫁に行くもの、という事が常識としてあり、「法律等を勉強しては嫁の貰い手がいなくなる」などと、主人公の母親は考えていたそうです

 

 

見上げた先には燕が飛んでいた 気のない顔で

もしも私に翼があれば 願う度に悲しみにくれた

こちらの歌詞なんですけど、男性の弁護士に憧れて、でも私は女だから…的なことなんじゃないかと思います、米津玄師の凄いところって、この歌詞、「やりたいことがあるのに、生まれや環境等で制限されている人間」すべてが共感できるように表現されています

もちろん虎に翼の主人公と重ねて聴けるし、そういう境遇の人の感情を歌っているとしても聴けるんです、米津玄師、だいすきーーーー😸😸😸💞💞💞

 

 

口の中はたと血が滲んで空に唾を吐く

ここのがなりに気を取られすぎています。めろつきあげすぎ。でも、空に唾を吐くって、実際に空に唾を吐いて見てほしいんですけど、吐いた唾全部自分に返ってくるからね〜、そういうことを言っているのかも。

 

 

しぐるるやしぐるる街へ歩み入る

………なんて?(低学歴)

どうやらコチラ、「しぐるるや しぐるる山へ 歩み入る」という種田山頭火という方の俳句らしいです、こちらの意味、「冷たい雨が降ろうが、そんなことを気にしているわけには行かない。生きて行くには、雨でぬかるみ歩きづらい山道だって、ただひたすら歩いて行くしかないんだ。」という意味。

え😭😭😭うん😭😭😭キクバの「やまない雨はないより先にその傘をくれよ」に通じるものがある、米津玄師って綺麗事言わないけどどこまでも綺麗な表現を使っていて、本当に尊敬。

 

 

見上げた先には何もいなかった ああ居なかった

この歌詞の後に「ウゥヒャヒャ😸」ていう、嘲笑うような笑い声が入るんですけど、初見で😧この顔になりました。全く。めろつかせるのもいい加減にしてほしい。

見上げた先、というのは自分が憧れた先、ということじゃないでしょうか、それは前憧れた「燕」がいなくなってしまった、または憧れるような存在ではないと気づいてしまった、のか?自分がなりたい女弁護士は、いなかった。なれるはずもない。という絶望を表しているのか?

 

 

人が宣う地獄の先にこそ私は春を見る

ここすき。ここすき歌詞。

オレモー!!!

おそらく、虎に翼と絡めるならば、「なれるわけがない」「早く嫁にいきなさい」「お見合いをしなさい」「大変よ」等と大人たちから言われてきて、それでも弁護士になりたい、法律を司りたい、といった寅子の心境を表したものじゃないかなあと思います。

だったとしてもさ!?こんな綺麗な表現で、え!?!?!?すごすぎるや、米津玄師。

 

 

繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる

い、いいんだ!?朝ドラでそんな表現していいんだ!?いいんです。(楽天カードマン)

これは自分で、繋いでいた縄、と言ったような意味と捉えた方が、自分の人生において米津玄師の曲がもっと力になってくれるものになるんじゃないでしょうか?

今までできないと思っていた、諦めていた、縛られていたものを、噛みちぎってやってみる、とかですかね

 

 

100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ

私この歌詞寅子目線、というよりも周囲目線とした方がしっくりくるんですけど、これ全然違う解釈だったらどうしよー😸

まあ解釈なんて人それぞれだー😸

普通に考えて人間、100年も生きられるわけないじゃないですか、産まれたばかりの赤ん坊ならまだしもね?

これ、100年先のあなたに会いたい、100年先も名を残してほしいという意味が込められてるんじゃないですかね???実際寅子は女性初の弁護士、そして裁判官として名を残しましたし。

もっと普遍的なものにするなら、100年先も生きているような、そんな気持ちで。あなたの生命力を信じていますから。というような感じでしょうか?

 

 

生まれた日からわたしでいたんだ 知らなかっただろ

ここねー!!!ほんとちょっと、今まで虎に翼と絡めて感想を打ち込んできたんですけど、ここちょっと自分語りさせてほしいな、すみませんね

私ってよく、私がわからなくなるんですよ、いつからこうなったのか、こうなって「しまった」のか、本当に分からなくて嘆くことがよくあるんですけど

こちらの歌詞、自分が貫いた信念だとか、自分の中にある芯だとか、自分の性格だとかを信じられる人でしか書けない歌詞だと思うんですよ、寅子も、米津玄師もその稀有な人物の一人で、尊敬してしまいます😞

 

 

 

さよーならまたいつか!

わたしって「さよなら」とか「バイバイ」とかを言わないようにしているんですが、それって次会える保証が無いものになってしまうから、またねって言わないと、自分の中で明日死んでしまうかもとか考えちゃうのでまたね、とか言うようにしてるんですが、この曲名って、別れの挨拶からすぐに、間髪入れずにまたいつかって再会の約束をしているんですよ〜。

これ、未来に向かって進んでいる、前進している人間にしかなせない技だなあと思ってて、米津玄師の生命力😭だいすき😭

 

あ!そうそう、米津玄師さんはこの曲を「毎朝聴けるものに」と作ったそうで、そういう意図もあるのかもしれませんね、たしかに朝から「たかが生きるか死ぬかだろ」とか言ってたら、鬱屈になっちゃいますもんね…

 

 

 

 

てことで、さよーならまたいつか!