安楽死について

今、感情の波に襲われて死と向き合っている。

文章にすることで整理し、衝動から逃れようとしているのかもしれません。

 

 

まず、私の状況を整理していこうと思います。

私は、痛みや苦しみに弱く、死にきれていない状態です。

いつでも、死ななければいけないという感情は持ち合わせていますが、その裏で「死にたい」「痛いのは怖い」という感情と戦う瞬間が、あります。

今はその「死にたい」が結構優勢でヤバいという状況です。

 

 

小さい頃からその感情は抱えているのですが、まず、痛みも恐怖も全て無く確実に死ねる方法は、現時点での日本では、ひとつもありません。

電車に当たる瞬間は痛いし、首吊りは足元の台を蹴ればその先には苦しさが待っているし、風呂で手首を切るなんて言語道断、痛すぎるに決まってますし、練炭も苦しいですし、オーバードーズも苦しいです。

ここで私が、未遂という程でもないですが、やってみようと思ったことがあり考えたことがあるものを、経験談を交えてお話をしていこうと思います(思い出辿りも含んでいます。)

 

 

首吊り

天井に縄を括って足元の台を蹴る、なんてことはやった事がありませんが、お風呂場のドアの手すりにちょうどおしりが付かないくらいの長さの縄を括りつけ、そこに首を通して窒息、という死に方を試したことがあります。

いざ実行の時。

………負けました。

私が苦しみに?いいえ。縄がちぎれた?いいえ。

お風呂場のドアが、ガコッ!という音とともに歪んだんです

2つの金具で止められているドアだったんですが、そのうちの一つ、下側の金具が外れて、思いっきりお尻を打ちました。

そのおかげで今も家のお風呂場のドアは下の金具が外れています。あと普通に苦しかったし。

 

 

低体温

前なにかのサイトで見たのですが、ロシア等ではこの自殺方法が流行っているようです。

赤ワインを飲み、体温が上がった状態で雪山に行き、そのまま自身が感じる体温は寒くないけど、身体的には体温が下がっているのでそのまま凍死。

私のフォロワーさんたちなら分かっているかもしれませんが、私はお酒に弱く、九州住みです。

寒い冬の日に実行してみたのですが、酒を飲む時点でもう既に気分が悪くて、外に出ようとしたら玄関で吐いてしまいました。意識を飛ばしましたがただ睡眠状態に陥っただけなようで、目が覚めたらベッドの上。お母さん、すみませんでした。

 

服薬

ADHDの薬で、インチュニブという薬があって、その薬って沢山飲むと鎮静作用によって脈が少なくなり、そのまま心不全で死ぬ事ができるんです。

20錠だったかな?を飲んで、そのままその時を待ちました。

当たり前に呼吸は浅くなって行くんですが、それと同時に吐き気が襲ってきます。綺麗な寝ゲロをして、しかもこれが2回目なので親は救急車を呼び、話によると胃洗浄を受けたらしいです。意識がないので分かりませんでしたが、起きたら点滴に繋がれていました。病院の人たち、お母さんお父さん、すみませんでした。

 

ビニール袋を被る

音でバレた。あと苦しい。

 

 

 

 

分かっているんですよ。

命は思ったよりも脆くない。私に自死を選べるほどの強さはない。たくさんの人に迷惑をかける。かけている。失敗しても成功してもたくさんの人に迷惑をかける。

それでも逃げたい、逃げてしまいたい、最低な人間なんですよ

 

 

本題に戻りますね。

 

安楽死について

今日本に産まれてしまった私が実行出来る物は、スイスに行って、

ディグニタス

という団体に入会し、医師やカウンセラー、弁護士によって

・治る見込みがない

・耐え難い苦痛を伴う

・本人が一時の感情でない希死念慮を抱いている

・本人が意思決定ができる人物である

この4つの条件を満たしていると判断されて、やっと、安楽死ができる。

その為にはどうするか。通訳を雇う金もないのでまずスイスの公用語を勉強する。そしてパスポートを取り、スイスまで行く。そこで生活をし、着実に医師とカウンセラーと弁護士と相談を繰り返していく。

それには莫大な費用と行動力と体力が必要である。

しかも、親はきっと反対するので一人で秘密裏にやらなければいけない。

どう考えても現実的じゃなさすぎる。今の私がやるには絶望的すぎる。というのが見解である。

 

 

 

 

 

 

 

結果

簡単には、死ねません。

おそらくこれからも、死ななければいけないという思いは抱えたまま、甘えて生きていくと思います。

きっとこう思って生きていくのは私だけじゃなくて、他にもたくさんいると思います。

安楽死法が認可されるその時まで、楽しみを増やしながら気長に待ちましょう。

 

 

終わり。こんなふうに人生も簡単に終わりに出来たらいいのに。